父は身体全体の筋力が弱っていて、口も開けっ放しにすることがほとんど。一番困るのは眠るときで、口を全開にしているうちに舌が喉の奥に落ちて気道をふさいでしまい、時々無呼吸症候群に近い状態になってしまう。
 夜、ベッドに入った後にどうしたら気道をふさがずに済むか、試行錯誤してみるが難しい。結局、枕の上にバスタオルを重ね頭の位置を高くし、また別のタオルを頭の片側に重ねることで頭が少し横向き加減になるようにしてみた(父は横向きで寝ることができない、したがらない)。すると、舌が幾らか横に落ちて気道が少し開いた感じになったようだ。